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後味の悪い映画を観てみたいけど…
どのくらい重いのか、先に知っておきたいな。
そんな疑問を持つ方へ、7作品すべてを実際に観た私が、それぞれの後味がどのくらい重く残るのかを、★で正直にお伝えします。
この記事を読めば、後味の悪い映画7作品の、後味の重さと、その理由が分かり、今夜、誰とどの1本を観ればいいのかが分かります。

7作品とも、私がU-NEXTで観た作品です。
★が少ない作品も、重さに沈みすぎずに作品の良さを味わえるので、その日の気分で選べます。
後味悪い映画7選|後味の重さを★で一覧比較

7作品を、観終わったあとの後味が重い順に並べました。
作品名を押すと、それぞれの解説へ移動します。
| 作品 | 後味の重さ | 後味の種類 |
|---|---|---|
| 「ミスト」 洋画・125分 |
★★★★★ | 胸糞の悪さ |
| 「怒り」 邦画・142分 |
★★★★★ | 胸糞の悪さと、精神的なきつさ |
| 「万引き家族」 邦画・120分 |
★★★★★ | やるせなさと空虚感 |
| 「ジョーカー」 洋画・122分 |
★★★★★ | 理不尽さへのつらさと、考えさせられる余韻 |
| 「さがす」 邦画・123分 |
★★★★★ | 他人事と思えない怖さ |
| 「空白」 邦画・107分 |
★★★★★ | 重苦しさと、「自分ならどうするか」という問い |
| 「ゲット・アウト」 洋画・104分 |
★★★★★ | 差別というテーマの重さ |
※後味の重さは、観終わったあとに気持ちがどのくらい重く残るかを、私の感覚で5段階にしたものです。

7作品の中で、観終わったあとに一番重く残ったのは「ミスト」です。
「万引き家族」も、ラストのやるせなさで涙が出るほど、尾を引きました。
後味悪い映画【洋画】3選

洋画の3作品は、後味の重さが★5から★2まで分かれます。
| 作品 | 後味の重さ | 後味の種類 |
|---|---|---|
| 「ミスト」 洋画・125分 |
★★★★★ | 胸糞の悪さ |
| 「ジョーカー」 洋画・122分 |
★★★★★ | 理不尽さへのつらさと、考えさせられる余韻 |
| 「ゲット・アウト」 洋画・104分 |
★★★★★ | 差別というテーマの重さ |
洋画①:「ミスト」|後味の重さ★5、7作品で一番重い
洋画/上映時間125分/区分R15+
「ミスト」は、激しい嵐のあと、町を深い霧が包み込み、霧の中に潜む正体不明の生物が人々を襲い始める、スティーブン・キング原作の映画です。
怪物に襲われる恐怖とドキドキ感に加えて、絶体絶命の中で追い詰められた、人間同士の醜い一面も描かれます。
観終わったあとの胸糞の悪さは、私の中で最大級です。

事前情報ゼロの状態で観てほしいので、ここでは多くを語りません。
家族を必死に守ろうとする主人公の姿に、最後まで吸い込まれた作品です。
場面ごとの時間と、観る相手ごとの判定は、「ミスト」の記事で詳しく解説しています。
▶ 「ミスト」はグロい?胸糞の後味は?子供や恋人と観ても大丈夫?
洋画②:「ジョーカー」|後味の重さ★3、胸糞悪いのに何度も観たくなる
洋画/上映時間122分/区分R15+
「ジョーカー」は、「バットマン」の悪役として知られるジョーカーが、どうやって誕生したのかを描いた映画です。
ホアキン・フェニックスさんが演じる主人公のアーサーは、大都会で大道芸人として生きる、心優しい男性です。
社会に押しつぶされたアーサーが、理不尽な目に遭い続ける姿は、観ていてつらいものがあります。
一方で、コミカルに描かれている部分もあり、重さ一色の映画ではありません。

私は何回も観ていますが、一番胸が苦しくなるのは、アーサーが自宅の冷蔵庫に自ら入っていく場面です。
アーサーの心の中を思うと、何度観ても、観ていられなくなります。
アーサーがたどる場面を、時間順に知っておきたい方は、「ジョーカー」の記事にまとめています。
▶ 映画「ジョーカー」のえぐいシーンは何分頃?グロい・怖い場面の程度も確認
洋画③:「ゲット・アウト」|後味の重さ★2、最後までハラハラが続く
洋画/上映時間104分/区分G
「ゲット・アウト」は、ダニエル・カルーヤさんが演じるアフリカ系アメリカ人の写真家クリスが、アリソン・ウィリアムズさんが演じる白人の恋人ローズの実家に招かれ、違和感を覚えていくホラーです。
根深く残る黒人差別がテーマで、差別的な表現もあり、気持ちよく観られる映画ではありません。
それでも、終盤の展開はハラハラし、一瞬の隙をついて戦うクリスの姿が印象に残ります。

私は親とも妻とも観ましたが、どちらとも楽しめました。
ネタバレになるので多くは言えませんが、主人公のクリスがとにかくカッコイイ映画です。
場面ごとの時間と、観る相手ごとの判定は、「ゲット・アウト」の記事で確認できます。
▶ 映画「ゲット・アウト」の気まずいシーンは何分頃?怖い・グロい場面の程度も確認
後味悪い映画【邦画】4選

邦画の4作品は、どれも、観終わったあとに「自分ならどうするか」を考えさせられる作品です。
| 作品 | 後味の重さ | 後味の種類 |
|---|---|---|
| 「怒り」 邦画・142分 |
★★★★★ | 胸糞の悪さと、精神的なきつさ |
| 「万引き家族」 邦画・120分 |
★★★★★ | やるせなさと空虚感 |
| 「さがす」 邦画・123分 |
★★★★★ | 他人事と思えない怖さ |
| 「空白」 邦画・107分 |
★★★★★ | 重苦しさと、「自分ならどうするか」という問い |
邦画①:「怒り」|後味の重さ★4、ただの犯人探しで終わらない
邦画/上映時間142分/区分PG12
「怒り」は、未解決の殺人事件から1年後、千葉・東京・沖縄の3つの場所に、それぞれ素性の分からない男が現れることから始まる、群像ミステリーです。
渡辺謙さん、森山未來さん、松山ケンイチさん、綾野剛さん、広瀬すずさん、宮﨑あおいさん、妻夫木聡さんが出演しています。
事件をきっかけに、登場人物どうしの関係が変わっていく心理描写が、とても上手い作品です。
こんな場面に出くわしたら、自分ならどうするかを考えさせられました。
特に、広瀬すずさんが米兵に襲われる場面は、胸糞が悪く、精神的にきつく感じました。
この重さが、観終わったあとまで残ります。

内容は重いですが、それだけ奥が深い作品です。
事前情報ゼロの状態で、ぜひ観てほしいと思います。
広瀬すずさんの場面を含めて、場面ごとの時間は、「怒り」の記事で詳しく解説しています。
▶ 映画「怒り」の気まずいシーンは何分頃?広瀬すずのかわいそうな場面も確認
邦画②:「万引き家族」|後味の重さ★4、観終わったあとにやるせなさが残る
邦画/上映時間120分/区分PG12
「万引き家族」は、東京の下町の古い平屋で、家主の年金と万引きで暮らしを立てる一家の姿を通して、人と人とのつながりを描いた、是枝裕和監督の作品です。
カンヌ国際映画祭で、最高賞のパルムドールを受賞しています。
万引きでつながる家族の暮らしが、暗い映像で生々しく描かれます。
ラストシーンでは、やるせない気持ちと、何とも言えない気持ちで、涙が出てきました。
重さは、特定の場面ではなく、観終わったあとにじわじわとやって来ます。

観終わったとき、無性にわが子を抱きしめたくなりました。
自分の家族の、今の幸せを改めて考えさせられた作品です。
観る相手ごとの向き不向きは、「万引き家族」の記事にまとめています。
▶ 「万引き家族」の気まずいシーンは何分?松岡茉優の場面と観る相手別の目安
邦画③:「さがす」|後味の重さ★3、追い詰められた人間のリアルさが残る
邦画/上映時間123分/区分PG12
「さがす」は、大阪の下町で暮らす父親(佐藤二朗さん)が突然姿を消し、中学生の娘(伊東蒼さん)が必死に父を捜すうちに、指名手配中の連続殺人犯の顔を目にする、ヒューマンサスペンスです。
まともに見える人でも、追い詰められると、一歩踏み外してしまう。
そんな人間の怖さが、他人事に思えない形で描かれています。
涙を流しながら、病気の妻の首に手をかける父親の場面は、その苦しい胸の内を思うと、観ていてつらくなりました。

私にも妻と娘がいるので、自分にも起こり得る話のように感じて、他人事とは思えませんでした。
人間の闇の部分を描いた、傑作だと思います。
場面ごとの時間は、「さがす」の記事で、時間順に確認できます。
▶ 映画「さがす」の気まずいシーンは何分頃?グロい場面の程度も観る前に確認
邦画④:「空白」|後味の重さ★2、自分ならどうするかを深く考えさせられる
邦画/上映時間107分/区分PG12
「空白」は、スーパーで万引きしようとした女子中学生が、店長に追いかけられた末に車にはねられて亡くなり、娘に無関心だった父親が、事故に関わった人々を厳しく追及していく、ヒューマンサスペンスです。
古田新太さんが父親を、松坂桃李さんがスーパーの店長を演じています。
父親の言動は、理不尽に見えるかもしれません。
それでも、愛する娘を亡くしたら、自分は冷静に受け止められるのかと、考えずにはいられませんでした。
人を追い詰める場面が続くので、観終わったあとも、明るい空気にはならないかもしれません。

大声で責め立てる場面が続くので、繊細な私には、観ていてきつい時間もありました。
それでも、父親の葛藤が痛いほど分かり、好きな映画の一つです。
場面ごとの時間と、観る相手ごとの判定は、「空白」の記事で詳しく書いています。
▶ 映画「空白」の気まずいシーンは何分頃?グロい場面や後味の重さも徹底解説
後味悪い映画7選の観る相手別の判定一覧

7作品を、子ども・親・友人・恋人と観られるかで判定しました。
| 作品 | 子ども | 親 | 友人 | 恋人 |
|---|---|---|---|---|
| 「ミスト」 | × | ○ | ○ | ○ |
| 「怒り」 | × | △ | ○ | ○ |
| 「万引き家族」 | × | × | △ | ◎ |
| 「ジョーカー」 | × | ○ | ○ | ○ |
| 「さがす」 | × | △ | ○ | ○ |
| 「空白」 | × | ○ | △ | △ |
| 「ゲット・アウト」 | × | ○ | ○ | ○ |
※◎=ぴったり、○=問題なし、△=相手しだい、×=避けたい。
判定の理由は、各作品の記事で詳しく解説しています。
よくある質問

あらすじやネタバレを知ってから観てもいい?
どれもストーリー展開に引き込まれる作品なので、あらすじ以上の情報は入れずに観るのがおすすめです。
観たあと引きずりたくないなら、どれがいい?
「ゲット・アウト」は、終盤までハラハラしながら楽しめる作品で、私は親とも妻とも観て楽しめました。
「空白」は、重苦しさよりも「自分ならどうするか」を考えさせられる作品です。
7作品は、U-NEXTで観られますか?
初回は31日間の無料トライアルがあります。
まとめ

| 作品 | 後味の重さ | 後味の種類 |
|---|---|---|
| 「ミスト」 洋画・125分 |
★★★★★ | 胸糞の悪さ |
| 「怒り」 邦画・142分 |
★★★★★ | 胸糞の悪さと、精神的なきつさ |
| 「万引き家族」 邦画・120分 |
★★★★★ | やるせなさと空虚感 |
| 「ジョーカー」 洋画・122分 |
★★★★★ | 理不尽さへのつらさと、考えさせられる余韻 |
| 「さがす」 邦画・123分 |
★★★★★ | 他人事と思えない怖さ |
| 「空白」 邦画・107分 |
★★★★★ | 重苦しさと、「自分ならどうするか」という問い |
| 「ゲット・アウト」 洋画・104分 |
★★★★★ | 差別というテーマの重さ |
- 後味の重さは、「ミスト」が★5、「怒り」「万引き家族」が★4、「ジョーカー」「さがす」が★3、「空白」「ゲット・アウト」が★2でした。
- ★5の「ミスト」は、観終わったあとの胸糞の悪さが私の中で最大級で、後味の重い映画を観たい方に一番に挙げたい作品です。
- ★が少ない「空白」「ゲット・アウト」も、考えさせられたり、ハラハラしたりと、それぞれに見応えがあります。
- 子どもと観るのは、7作品とも避けたいです。
親と観るなら、性的な場面がない作品が向いています。 - 7作品とも、U-NEXTで見放題配信されているので、観る相手と気分に合わせて、今夜の1本を選べます。
▶ 心温まる映画6選【邦画・洋画】全作品を観た私が温まり具合を★で判定












